番外編 蝶の飼育蝶の幼虫を育てているといろんな事がおきます。蝶が出てくるはずなのに寄生蜂が出てきた!! 「アゲハヒメバチだ」ってかずくんと図鑑で調べてしまいました(^^;)。 8匹育てていて、4匹が寄生されていました。 「羽化が遅いのでへんだなぁ。あとからサナギになった奴が羽化したのに・・・」と思っていたら案の定、と言った具合です。 さて、羽化までいっても決して安心ではなく羽を乾かす際にボテッと落ちる奴がいます。 写真は撮ってないのですがボテッと落ちてしまったナミアゲハの飼育を紹介します。 羽化して羽根が乾く前に落ちてしまったのでしょう。 ゆがんだ形で固まってしまって飛べそうにありません。 必死で羽ばたくのですが体を持ち上げるまではとても行きません。 このまま放してもありさんのごはんです。やむなく飼育ケースで飼うことにしました。 蝶の飼育は難しい。 羽根はボロボロになるし、餌も置いただけでは吸わないし、飛び回る空間も必要だし、産卵させるにしても交尾が難しいし・・。 ただ一応知識はあるのでチャレンジしてみた。 羽根を持って、脱脂綿に湿らせた砂糖水を与えた。 ストロー状の口を爪楊枝で無理矢理伸ばし脱脂綿にあてるのだけど拒否。 すぐ丸めてしまう。 そこで今度は蜂蜜を薄めたもので試してみた。 前足に味を感じるところがあるようなので、前足で触らせた後、口を伸ばしてやると・・・吸った!! そのまま置いておいたのだが脱脂綿に鱗粉がつきいかにもまずそう。 次の日、同じものを新しく作り、吸わせようとしたが拒否!! アゲハいわく、「けっ、こんなまずいハチミツが飲めるか!」 この時点でかあちゃん「わがままもの!!」 そこで、オリゴ糖を薄めて与えると・・・吸った!!それも吸う時間が長くなった。 アゲハいわく、「だってグルメだもん。」 かあちゃんいわく「けっ!やってられっか」 かずくんいわく 「オリゴ糖がお礼をいいました。おりごとう(ありがとう)」 と変なギャグも出たところで飼育方法が確立。 羽化してから2週間と1日生きることができました。 自然の状態で2週間程度の寿命と言いますからまあ天寿を全うしたといえるのでは・・・。 おしまい。 ジャンル別一覧
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